膜宇宙と体感の話

数年前 階段を踏み外し、あわわ、と宙を泳ぐ姿勢となった時

足は階段から離れて 要するに 宙に浮いているのだが
まるで、見えない膜の上に乗っているような体感を覚えた。

時が止まったかのようなスローモーションの感覚。

弾力がちょっとある膜の上に乗っている感じ。
上下に揺れて 弾むような感覚があった。
時間にして一瞬のこと。一秒ほどのことだと思うのだが
膜の上で、よろよろしながら態勢を整えたのち、

無事階段に着地。転ばずに済んだ。

そんなことすっかり忘れていたのだけど
ちょっと前に 似たようなことが 夢の中であった。

宙に浮いているのだが やはり膜のようなものの上に乗っている。
見えない膜の上で ツイストのような動きをしていた。
その体感を 覚えている。

宇宙は膜で出来ている というメンブレン理論を知った時
ああ、そうかもね、
と思ったのは そのせいなのだ。

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く(リサ・ランドール著)※
2007年。

全然覚えていなかったが、ランドール博士は
この膜宇宙を提唱している人だった。

メンブレン理論については
死なないカラダ、死なない心(成瀬雅治春 著)※
の 苫米地博士との対談で知ったわけで

詳しいことは知らないのだけれど
成瀬さんは トランポリンのような感じで
薄い膜の上にヒュッと乗った感覚があるそうで

足を踏み外したのと 一メートルを超える空中浮遊に成功したという話とを
一緒にするのは大変失礼なのだが

なんとなく その感覚がわかるような気がして
読みながら 納得していたものだ。

危ない、その瞬間、 身体を立て直すために
意識はそこに集中するようだ。

スポーツなどでいう ゾーン。
その時自分が 集中していることだけに意識が向き
ハイパフォーマンスが発揮される状態。

自転車が滑って そのまま横倒した時も
顔(頬)から 着地したのに どこもなんともなく
服も無事だった。
あっ と思う時、「違う場所」に移動している
いつも、そんな感覚がある。

力が 抜けて 身体が勝手に 最善の動きをとるようだ。

ゴールが私を 導いてくれる。
未来の私が、こけても 転んでも 何があっても、
引っ張ってくれる。

日頃 何を思って、何を意識しているのかが ものを言う。

意識して頑張らずとも 身体が動くように。

重力なんて 体重なんて ないかのように
軽々と 踊る ダンサーのように

力を抜いて 美しくたち 美しく動く。

そんなイメージで ゴールに向かうのはいかがでしょう。

※著者敬称略

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